育児に追われる年末年始だったが、今日は一日釣りに行かせてもらった。
一人天川に。
漁協に着いたのが8:30。なんと気温1℃で、路面は凍結。元旦にまとまった雪が降ったとかで積雪25cmなのにすでに先客2名。
漁協のいつものおじさんも『明けましておめでとうございます。雪が積もってて穴に気づかないで怪我するケースがあるから十分気をつけてね。』
ここまで来てしまったからもうやるしかない。
このとおりの状態でポイントへのアクセスはいつもにも増して大変。
さらに久しぶりに来たが、なんだか海苔みたいな藻が沢山繁殖している。この時期だけだろうか?それとも水質が変わってしまった・・・?
釣果はキャッチ1匹でバラシ3匹というかなりサミシイものになってしまったが、バラシたうちの1匹はかなり大きかったとみえ、激しいファイトをしたがもう少しでランディングのところでフックへのティペットの結び目がほどけて?しまった・・・。
うーん、ちゃんと確認しなくちゃ。
なので写真は無し。
結局終日1℃という気温だったが、久しぶりに誰にも気兼ねなく満喫できたのでやっと心身ともにリフレッシュできた感じ。
やっぱりフライフィッシングはいいなぁと上機嫌で帰ってきた。
道東に行った時土産物店でどこでもあったエゾ鹿の角。
前から欲しかったけど意外と高い・・・。
ウトロのホテル前で見て、硫黄山のお土産店で見て。
ん?なんかしらんが釧路に近づくほど安くなっているような?
阿寒湖のお土産店の中でちょっと路地に入ったとこが一番安かった。
なんとウトロ価格の1/4以下。聞くと元々親父さんがハンティングして来たのを売っているそう。
かなり安く購入した。
お屋敷の壁から首から先を飾っているのを、ハンティングトロフィーというのだそうだがこのトロフィー型に板を切って、角だけを飾るのが良さそう。
①まず型紙を作る。
スケッチして適当な紙を切る(適当な紙が無かったのでユニクロの袋)。
②型紙をハンズに持って行って購入した板を型紙に合わせて切ってもらう。
③切った板にオイルステインを塗る。
塗って乾かして、また塗って磨いて、乾かして塗ってウェスで磨いて・・・。
④やっと乾いた。
⑤角を固定するUバンドを探すが、いい色が無いので真鍮のステーをパイプに当てて曲げてUバンドにする。
⑥角の位置を慎重に決めながらUバンドで固定で完成!
おおっ!かなりいい感じや。
ヤマメとアメマスに二人のお気に入りの自然写真ギャラリーに囲まれてる。
うーむ、なんか山小屋のようだ。
でも二人とも大満足。
3泊4日で相棒と二人で道東の旅に行った。
二人分マイルがたまっていたのともうすぐ相棒も旅行に行けなくなるので思い切って予約したが正直仕事の方がどうなるかわからない。
なんとか調整して20日に女満別空港着。
レンタカーを借りて、知床方面へ。ウトロで一泊して21日に相棒の期待している知床五湖に行って、その足で斜里まで戻って南下しながら神の子池とサクラマスの溯上を見ながら屈斜路湖を通って美幌へ。
美幌からまた戻って阿寒湖に向かってここで二泊。
その後釧路方面に向かって釧路湿原を見てから釧路空港で23日に帰るという結構タイトスケジュールなのだ。
残念ながら女満別空港到着から曇り空。更に気温は下がって13~18℃という具合でとても寒く、サミシイ土地に来てしまったという感じ。
ウトロはいかにも道東の漁港という感じでドドーンとオホーツクの海が荒れている。夏でこれだから冬はどうなっているのか・・・。
ホテルには台湾からのお客さんが団体で来られていて、こんなところまで観光に来るんだなぁとびっくりしてしまった。ちょっと前の日本人観光客と同じといえば同じか。
ホテルの前のお土産屋で近くの川でオショロコマなら釣れるというので次の日に行ってみることにした。
この辺はヒグマがやたら多いらしいのであまり人の気配が無いようなところは行かないようにとのこと。
21日5時に起きて、一人川に向かうが、とてもオショロコマなどいそうにない川で、それ以上上流に行くのは危険な気がしたので諦めてホテルに戻ることに。と、
エゾ鹿の雄がこっちを見ているではないか。
地図を見て、キャンプ場の近くの川なら大丈夫かな?とキャンプ場に向かう林道を通りだしたが、餌目当てのヒグマが林道に出現連発とかで怖くなってやめた。
残念ながら昨夜から雨に変わってしまった。テルテル坊主をまた慌てて二人で作って車内にぶら下げるが効果は出ずに知床五湖は霧の中・・・。そのうえまたまたヒグマが出たとかで三~五湖は本日は閉鎖とな。
ガッカリだがしかたないのでとりあえず霧の中の一~二湖を廻ってきた。
相棒は楽しみにしていたので可哀想。気を取り直してサクラマスが溯上して滝登りのするのが見れるというポイントに向かう。
3~4mはある滝を次々に登ろうとする。
結構長い間見ていたが実際に登れたのは見れなかった。地元の人の話では千匹に一匹ぐらいとか・・・。
果敢に滝に登ろうとするサクラマスたちを見て二人感動した。
動画も撮ってきたので後日アップしよう(仕方が分らないので誰か教えて下さい)。
ちょっと元気になった相棒と共に今度は神の子池というところに。
ここは湧水でエメラルドに輝く池だそうだ。
ガイドブックで写真は見てきたが写真よりも美しかった。
オショロコマが沢山居て、水面でハタハタしているカディスを捕食していた。
なんとも神秘的な光景ですっかり二人とも元気になった。
このあと硫黄山行ったり美幌に行って阿寒湖に到着。
阿寒湖はホテルエメラルドというところでフライフィッシャーには有名なホテルだそうだ。
つい先日もイベントが開かれていたそうで、ホテルに阿寒湖や阿寒川の釣り情報を聞きたいと言うとなんと支配人の輪島さんがポイントを教えてくれた。
アメマスはこの時期ではもう湖でトローリングでしか釣れないということなので諦めて、次の日早朝から阿寒川に行くことにした。
22日早朝から阿寒川に。やっぱり雨。気温も低いが教えてもらったポイントに立つ。
流れは事前に聞いていたとおり重い流れでとりあえずニンフを流してみる。
とヒットした。凄い引きで#4ロッドがバットから曲がる。
重い流れに乗って下流に走られるものだからこちらも走る。
なんとかランディングネットに収まった。
38cmのニジマス。残念ながら放流魚のようで胸鰭が無かった・・・。
このあとに20cmほどのニジマスがチェルノブイリアントに食らいついたがこの魚はここで再生されたのだろう綺麗だった。
午後からホテルに戻って、相棒と阿寒湖周辺を散策。
イブニングライズを狙って夕方二時間ほどまた阿寒川に立ったがライズはあるものの釣れなかった。
翌日は釧路湿原へ。チェックアウト前に2時間ほど昨日のポイントに立つ。二匹フッキングしたものの引きを楽しんでたら手前でバラしてしまった。
チェックアウトしてからやっと晴天になってきた。
原始の森とかいうけれどなんとも綺麗な川だった。
お土産屋で釧路の中村さんという方が作っているというフィッシュカービングを購入した。
ニジマスもあったけどやっぱりヤマメとかアメマス(エゾイワナ)とかオショロコマの方が好きだなと相棒と財布と相談してヤマメとアメマスに。
釧路湿原を見て、釧路港でサンマ丼(サンマの刺身に生姜醤油をぶっかけたものでかなり旨い)を食べて夜に神戸に帰着。
残念ながら天気には恵まれなかったがまた行きたいなぁと二人。
今度はアメマスにお会いしたいものだ。ということは9月?!
今日もいつもの渓に。
出るのが遅くなって到着は12時過ぎ。
渓に降りてびっくり。水量がとても少ない。梅雨なのに・・・?
そういえば来る途中地元が人が心配そうな顔で渓流を覗き込んでいたが、このことだったのだろうか?
とはいえ折角来たのだから試してみる。
渇水で渓魚も隠れてしまってる。
居そうなポイントも少なく、どんどん釣り上がるといつもの砂防堤まで来てしまった。
プールも流れが全くない。が、型のいいヤマメの姿が見えたので粘るがキビシイ。
フライを見て急浮上してくるが、流れがないのでフライと見切るや90度に泳ぎ去る・・・。
なんとか粘って釣れた。あれ?小さいな?
ん?イワナだよね。イワナなんだけど・・・?まだ小さいからパーマークが残ってるんだろうか・・・?
砂防堤の上は水量が減っているとはいえまだ流れがあるのでここから釣り上がる。
イワナが釣れたが手前でバラシてしまった。
途中ライズがあったがライズは取れず。
更に釣り上がると。
美しい樹々のトンネルに出た。
ライズがあったので狙うがこれまた取れず。うーん、難しい。
トンネルに暫く見とれてたらもう18時なのに気づく。
おっと帰らなくちゃ。
樹や花のむせるような香りに疲れた気持ちも落ち着く。
今度は水量が増えているといいな。
今日もいつもの渓へ。
昨夜は大雨で、天気を心配したが天気予報を信じて部屋でぐだぐだしているより
いいはずと相棒を連れて出かけた。
11時過ぎに開始。
濁流ではないかと思ったがそうでもなかった。
入渓地点から釣り上がると
20cmほどのアマゴ。ここでアマゴは初めて。
更に釣り上がるが、二回合わせ損ねて最後のプールでまたも合わせ損ね・・・。
同じフライには出ないのでカディスに替えて出てくれたがまたも合わせ損ねた。
美しい渓魚をここなら相棒に見せれるのでなんとか釣りたい。
昨夜巻いた真っ黒なパラシュートでやっとフッキング。
アマゴと同じぐらいのサイズのヤマメだった。
トランシーバーで相棒を呼ぶ。来るまでの間に写真をと思ったらネットから逃げられてしまった・・・。
逃げられたことよりヤマメを見たことがない相棒に見せれなかったのでガックリ。
砂防ダムの上に行くと小さいながらもイワナが釣れたので相棒に見せて、先ほどのアマゴの写真も見せるがなんと相棒は区別がつかないようだ!
砂防ダムの上でライズしていたが、ライズは取れずここで納竿。
今度は砂防ダムの上流を中心に釣り上がりたい。